ウルトラハードクリーナーバス用とバス用防カビプラスの違いを解説

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「ウルトラハードクリーナーバス用 防カビプラスの違い」が気になって検索している方も多いのではないでしょうか。

同じシリーズでも「ウルトラハードクリーナーバス用」と「防カビプラス」には、成分や機能においてどのような違いがあるのか、迷うこともあるでしょう。

この記事では、両製品の洗浄力や成分の違いを徹底比較し、どちらが自分のニーズに合っているのかを分かりやすく解説します。

また、Amazonでの販売状況や旧品と現行品の違いについても触れていますので、購入前にぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 「バス用」と「防カビプラス」の違い
  • 両製品の成分や洗浄力の違い
  • Amazonで販売されている通常品と限定品の違い
  • 旧品と現行品の違い
  • 効果を最大限に引き出す使い方
目次

ウルトラハードクリーナーバス用とバス用防カビプラスの基本的な違い

「ウルトラハードクリーナーバス用」と「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」の大きな違いは、防カビ機能の有無にあります。

「ウルトラハードクリーナーバス用」は強力な洗浄力に特化しており、バスルームの頑固な汚れをしっかりと落とすことを目的としています。

一方で「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」は、強力な洗浄力に加えて、防カビ効果が追加されており、使用後の浴室にカビが生えにくくする効果が期待できます。

下記はそれぞれの成分や使い方について比較した表になります。

項目ウルトラハードクリーナーバス用ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス
成分界面活性剤(2.8%アルキルグルコシド)、溶剤、金属封鎖剤、除菌剤界面活性剤(4.4%アルキルグルコシド、アルキルベタイン、脂肪酸アルカノールアミド)、溶剤、金属封鎖剤、除菌剤
液性弱アルカリ性弱アルカリ性
正味量700mL700mL
使用量の目安1m²あたり約12回噴射1m²あたり約12回噴射
用途浴そうおよび浴室内の床、壁、洗面台、鏡、ガラス、洗面器、イス、風呂ふた、シャワーカーテンなど浴そうおよび浴室内の床、壁、洗面台、鏡、ガラス、洗面器、イス、風呂ふた、シャワーカーテンなど
使えないもの木製品、大理石などの天然石、アルミサッシ、真ちゅう製品、しっくい壁、照明器具本体木製品、大理石などの天然石、アルミサッシ、真ちゅう製品、しっくい壁、照明器具本体
特徴– 強力な洗浄力で青ジミや石けんカスを徹底分解
– ウイルス除去率99.9%
– 使いやすく、浴そうはシャワーで流すだけで洗浄完了
– 強力な洗浄力で青ジミや石けんカスを徹底分解
– ウイルス除去率99.9%
– 防カビ効果で約1ヶ月間カビを抑制
– 高粘度泡が縦面や傾斜に密着し、カビの原因菌にアタック
使い方– ノズル先端部を「出」に合わせる
– 汚れから15cmほど離してスプレーし、スポンジでなで洗い後に水またはお湯で十分にすすぐ
– ひどい汚れにはスプレー後2~3分置くと効果的
– 基本的な使い方は「バス用」と同じ
– 防カビ効果を持続させるためには、汚れを落とした後にカビが生えやすい部分にスプレーし、30秒以上置いてからすすぐ
メリット– 汚れを徹底的に落とすことができる
– 使用後はシャワーで流すだけの簡単操作
– 汚れを徹底的に落とすことができる
– 使用後の防カビ効果でカビの発生を抑制
– 掃除の頻度を減らせる
デメリット・注意点– 防カビ効果がないため、カビ予防には別途対策が必要– 防カビ効果はあるが、環境によって効果が異なる。カビが取れるわけではない。

主な違いは防カビ効果の有無に関わる内容の「使い方や含まれる成分」になります。

ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラスには、界面活性剤のアルキルグルコシド1.6%多く含まれており、通常のバス用には含まれていない、脂肪酸アルカノールアミドも配合されています。

これにより、カビの原因菌を死滅させてカビがいない空間=カビが生えにくい空間(防カビ効果)が発揮されています。

カビを死滅させるだけで、カビキラーのように漂白成分が入っていないため、黒カビが白くなることはありませんのでご注意ください。

より細かい成分表記が気になる方は、それぞれのSDSデータをご覧ください。

ウルトラハードクリーナーバス用のSDSデータ

ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラスのSDSデータ

洗浄力の違い

引用:Amazon

どちらの製品も非常に高い洗浄力を誇りますが、「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」は、洗浄力がさらに強化されています。

具体的には、金属封鎖剤(キレート剤)がアップグレードされており、特に「青ジミ」や「石けんカス」といった頑固な汚れに対して効果的です。

これにより、より短時間で浴室全体を清潔に保つことが可能になります。

防カビ効果の違い

引用:Amazon

「ウルトラハードクリーナーバス用」には防カビ効果がありませんが、「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」には、使用後の浴室内にカビが生えにくくなる効果があります。

この防カビ効果は、特にカビの発生しやすい湿度の高い季節において、浴室のメンテナンス頻度を減らす助けとなります。

使用シーンの違い

スクロールできます
引用:Amazon
引用:Amazon

「ウルトラハードクリーナーバス用」は、汚れが頑固なときや、定期的な掃除が必要なときに適しています。

例えば、浴室全体が曇りがかっているときや、石けんカスが蓄積してしまった場合に使用すると効果的です。

一方で「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」は、清掃後もカビの発生を抑えたい場合や、掃除の頻度を減らしたい方に向いています。

使いやすさの違い

両製品ともに、使い方は非常に簡単で、シャワーで流すだけで完了しますが、「ウルトラハードクリーナーバス用防カビプラス」は高粘度の泡が浴室の縦面や傾斜にもしっかり密着し、長時間にわたって防カビ効果を発揮します。

このため、清掃後に防カビ効果を持続させたい場所に特におすすめです。

付替はウルトラハードクリーナーバス用のみ

頻繁に使用される方には、お得に替える付替用がおすすめですが、バス用防カビプラスには付替用は販売されていません。

初めて使う方の中にはコストを抑えるために、トリガー付きの本体ではなく、付替ボトルを購入し100均のスプレー容器や自宅にある空ボトルに入れて使おうと考えている方もいるかもしれませんが、おすすめしません。

通常の洗剤に比べて強力な成分が入っているため、特に100円ショップなどの空ボトルでは、容器が溶けて洗剤と混ざり合うことで洗浄力が落ちたり、容器に穴が開く場合もあるためご注意ください。

旧品と現行品の違い

ドラッグストアやホームセンターなどでは、現在はほぼ右側の現行品に切り替わっていますが、一部の店舗やネットではいまだに旧品が販売されています。

下記はウルトラハードクリーナーバス用の新旧の比較画像です。(左が旧品:右が現行品)

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続いてウルトラハードクリーナーバス用防カビプラスの新旧の比較画像です。(左が旧品:右が現行品)

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パッケージの他に違いは、洗浄力です。

旧品に含まれる成分は現行品に比べて弱いため、洗浄力が落ちます。そのため、現行品ではバスタブはスプレーして流すだけで洗浄効果がありますが、旧品にはありません。

旧品だからといって値段が低いわけではないのでご注意ください。ネットでは旧品の方が高く販売されていることもあります。

Amazonのウルトラハードクリーナーバス用とバス用防カビプラスの違い

Amazonで販売されているウルトラハードクリーナーは成分や容量などは同じですが、価格が違います。

下記の画像を見ると、トリガーの部分が黄色くなっているのが、Amazon限定商品です。

Amazon限定と聞くと「お得・安い」といったイメージがありますが、こちらの限定品は価格が割高なのでご注意ください。

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Amazon限定タイプ
通常タイプ

2024年8月20日時点での価格は、Amazon限定タイプが1,518円に対して、通常品は1,109円と限定品の方が409円も高く販売されています。

Amazonで購入する際は以下の黄色で囲った部分にご注意ください。

Amazon商品ページ

バス用防カビプラス以外に、ウルトラハードクリーナーバス用や、その他シリーズ(油汚れ用など)も同様なので購入時はご注意ください。容量・成分など全て同じで、違いは価格の差だけです。

なぜ違うのか?マニアックな理由が知りたい方は以下で説明

以下のバーコードに記載された13ケタの数字をJANコードといいますが、実は通常タイプとAmazon限定品のJANコードは異なります。

JANコードは簡単にいうと商品を特定するコードのことです。

Amazon限定品のJANコードが、通常品と違う理由を一言でいうと、「販売値段が下がらないようにするため」です。

ネット販売(企業のECサイトを除く)での価格設定は、JANコードを元に競合他社やベンチマークした企業の価格に負けないように、アルゴリズムによって設定されることで、価格が下がります。

そのため、同じように他社も続けていると、価格がどんどん下がり、販売元の企業の利益が出なくなります。

JANコードを変えることで、商品は同じでも別のコード=別の商品と認識されて下がることが無くなります。

これは販売しているAmazonが、というよりも販売元のメーカーの狙い(価格を下げたくない)という意図が読めます。

2024年に入り、他のシリーズも含め別のJANコードでメーカーが限定品を作り出した。ということは、近いうちに値上げが起こる可能性もありるかもしれません。

総括:ウルトラハードクリーナーバス用とバス用防カビプラスの比較ポイント

この記事でわかること
  • 防カビ機能の有無が主な違い
  • 防カビプラスはカビの発生を抑える
  • 防カビプラスには界面活性剤が多く含まれている
  • 防カビプラスには脂肪酸アルカノールアミドが配合されている
  • 防カビプラスは青ジミや石けんカスに対してより効果的
  • 防カビプラスの高粘度泡がカビ菌に強力に密着する
  • 防カビプラスは約1ヶ月間カビを防ぐ効果がある
  • 両製品ともにウイルス除去率は99.9%である
  • 両製品ともシャワーで流すだけで洗浄が完了する
  • パッケージは新旧が存在し、現行品の方が洗浄力が強化されている
  • Amazon限定品はパッケージが異なり、価格が通常品よりも高い
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