「ウタマロ×クエン酸スプレーの作り方」洗浄力や効果的な使い方を紹介

家中に使えて万能なウタマロクリーナーは中性タイプで人気の洗剤ですが、水垢や尿石といったアルカリ性の汚れにはあまり効果がありません。

そこで、酸性の性質に変えるためにウタマロクリーナーにクエン酸を入れることで、汚れに効果的に反応するようになります。

本記事ではウタマロ×クエン酸スプレーの作り方や、トイレや鏡などでの掃除する方法。使ってはいけないものについて紹介しています。

ウタマロ×クエン酸スプレーの作り方

簡単にできるウタマロ×クエン酸スプレーの作り方

ウタマロ×クエン酸スプレーは、水垢や皮脂汚れなどの酸性の汚れに対して効果を発揮します。

クエン酸とウタマロクリーナー・水が必要です。

作り方は非常にシンプルで、空のスプレーボトルを用意しその中に水を200ml入れます。

次にクエン酸を小さじ1杯加えよく溶かします。クエン酸がしっかりと溶けたら、ウタマロクリーナーを5プッシュ分ボトルに入れ、軽く振って混ぜ合わせます。これでウタマロ×クエン酸スプレーの完成です。

水垢や石けんカス、鏡の曇り取りに効果的です。

【洗浄効果】トイレの拭き掃除に最適

ウタマロ×クエン酸スプレーは、トイレの拭き掃除に最適です。

トイレには尿石や水垢、皮脂汚れなど、さまざまな汚れが付着しますが、このスプレーを使用することで、効率的にこれらの汚れを取り除くことができます。

特徴はクエン酸とウタマロクリーナーの組み合わせにより、クエン酸による弱酸性の性質と、ウタマロクリーナーに含まれる界面活性剤の成分により、効果的に汚れを落とせる点です。

トイレの尿石やアンモニア臭はアルカリ性であるため、弱酸性のウタマロ×クエン酸スプレーが効果的に中和し、悪臭を取り除きます。

また、拭き掃除を行った後に残りがちなヌルヌル感も、水で希釈することで解消され、2度拭きの必要が無くなります。

使用方法はスプレーをトイレの便座など、表面に吹きかけてトイレットペーパーやトイレ用の拭き取りシートでしっかりと拭き取るだけです。

簡単な作業で、トイレ全体が清潔に保たれ、嫌な臭いも防げます。さらに、このスプレーは環境にも優しい成分で作られているため、毎日使っても安心です。

ただし、トイレの表面が特殊な素材でできている場合は、念のため目立たない部分で試してから使用することをお勧めします。

【洗浄効果】鏡の水垢には効果が弱い

ウタマロ×クエン酸スプレーは、多くの汚れに対して効果的ですが、鏡の水垢に対しては効果が弱い場合があります。

これは鏡に付着する水垢が非常に頑固であり、クエン酸とウタマロクリーナーの組み合わせだけでは、完全に除去するのが難しいためです。

水垢は主に硬水中のカルシウムやマグネシウムが固まってできるため、強い酸性の洗浄剤や研磨剤が必要になることがあります。

ウタマロ×クエン酸スプレーは弱酸性であり、通常の掃除には十分な効果を発揮しますが、特に硬く固着した水垢には、その酸性度では不十分なことがあるのです。

もし鏡の水垢が頑固な場合には、専用の水垢取りクリーナーや軽い研磨剤を併用することをお勧めします。

ただし、研磨剤を使用する際は、鏡の表面を傷つけないように注意が必要です。まずは目立たない部分で試し、問題がないことを確認してから使用しましょう。

ウタマロ×クエン酸スプレーの効果的な使い方

使ってはいけないもの

ウタマロ×クエン酸スプレーはさまざまな場所で使える便利な掃除アイテムですが、一部の素材には使用を避けるべきです。

特に、アルミや大理石、銅といった素材には、クエン酸が化学反応を起こし、素材を傷める恐れがあります。

例えば、アルミ製のシンクやフライパンにウタマロ×クエン酸スプレーを使うと、表面が酸で腐食され、黒ずんでしまう可能性があります。

また、大理石は酸に非常に敏感な素材で、クエン酸によって表面が曇ったり、シミができたりするリスクがあります。銅も同様に、酸性のスプレーを使用すると変色や劣化を引き起こすことがあるため、これらの素材には使用しないようにしましょう。

また、ウタマロ×クエン酸スプレーは、木製品や塗装面にも注意が必要です。

特に無垢材やワックスがけされた木製品に使用すると、表面が変色したり塗装が剥がれたりすることがあります。掃除を行う前に素材を確認し、適切な洗浄剤を選ぶことが大切です。

掃除する際のポイントや使用時の注意点

まず第一に、ウタマロとクエンを混ぜて使用することは、用途外の使い方になるため、自己責任となります。

ウタマロ×クエン酸スプレーを使用する際には、いくつかのポイントと注意点を押さえておくと、効果的かつ安全に掃除を行うことができます。

掃除を始める前に、スプレーを使用する場所の素材を確認し、酸性の洗剤に適しているかどうかを確認してください。前述の通り、酸に弱い素材には使用を避ける必要があります。

スプレーを使用した後は、しっかりと洗い流すことが重要です。

特に、キッチンや浴室のように頻繁に手や食べ物が触れる場所では、洗浄成分が残らないようにしっかりと拭き取るか、水で流すようにしましょう。

スプレー成分が残ってしまうことによる肌荒れや、素材の劣化を防ぐことができます。

最後にウタマロ×クエン酸スプレーを作成する際は、クエン酸の量に注意しましょう。濃度が高すぎると、意図しないダメージを与える可能性があるため、指示された分量を守って使用することが大切です。

総括：ウタマロとクエン酸を混ぜて強力洗浄スプレーに！